この記事では、一条工務店施主が行った実際の外構の打ち合わせ(全10回)を紹介しています。
- 外構の打ち合わせの流れ(全10回)
- 外構で後悔しないための注意点
- 外構の適切な減額方法
コスパよく魅力的な外構を目指す方の参考となるようにまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
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【外構】打ち合わせの前にやること
本記事では、外構の打ち合わせの流れを解説しますが、一番大切な工程は「打ち合わせ前」にあります。
それは、外構の相見積もり(プラン作成)をすることです。



家(建物)も同じだね



その通り
ハウスメーカーに関しても1社ではなく、複数社の見積もりや間取りを取り寄せた方が多いはず。
ちなみに、外構業者に関しては全国展開しておらず、エリアを絞っている地域密着型の外構業者が多いので、自力で2〜3社の候補を探すのにも一苦労です。
さらに、質の高い優良な外構業者を選び抜くとなると…



ものすごい労力がかかりそう
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見積もり申請が完了したら、さっそく打ち合わせの流れに入っていきます。
【外構】打ち合わせの流れ│建物の着手承諾前


ここからは、私たちの外構打ち合わせ(全10回)の流れを紹介します。
前提として、建物の打ち合わせと同時に外構の打ち合わせを行う必要があります。
ここではその理由を詳しく解説しませんので、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。


それでは、全10回のうち、建物の着手承諾前までに行った外構業者との打ち合わせの流れを見ていきましょう。
【1回目】外構イメージのすり合わせ
事前に外構プランを申請しておき、一条工務店との本契約した日に外構業社と初回打ち合わせを実施しました。
- 顔合わせ(自己紹介)
- プランの説明
- 費用の説明
作成してもらったプランを受け、理想の外構イメージを改めてお伝えして打ち合わせは終了しました。
- もっとシンプルモダンに
- もっとカッコイイ雰囲気に
- もっとおしゃれな雰囲気に
具体的な商品まで話が及んでしまうと、外構業社の提案力を感じにくくなるのであえて抽象的な要望に留めています。
【2回目】提案力や相性の探り
前回の要望を反映してもらった「外構プラン」「見積もり」「3Dパース」の説明を受け、自分たちのイメージとどのくらいマッチしているかを確認し合いました。
- 新しいプランの説明
- 新しい費用の説明
- 自分たちから具体的な提案
イメージに近いプランを提示してくれたM社に高い提案力を感じ、それ以上に、M社の営業さんの対応がきめ細かく、オーナー目線だったのでとても信頼できると確信。



営業というよりもはやコンシェルジュだった!
そしてこの段階で他社のプラン・見積もりが全て揃いました。
比較した結果、上記の理由でほぼM社に決め、次回の打ち合わせに向けて自分たちが採用したいと考えている具体的な外構商品をお伝えし2回目は終了しました。
※M社に確定したわけではないので、「御社にお願いします!」と明言することは避けています。
【3回目】本格的な打ち合わせ①
前回の自分たちからの提案を反映いただき、外構業者が新たに作成した提案をもとに本格的な打ち合わせを実施。
具体的な商品やカラーをじっくり決めていきました。
- 砂利:すべて土間コンに変更
- インターロッキング:すべて土間コンに変更
- フェンス(東):商品、向きを変更
- フェンス(南):高さ、向きを変更
- サイクルポート:設置を検討
- 輪止め:設置を検討
- ブロック:商品を変更
- 外部照明:コンセントの個数を確定
- タイマー:個数の確定
- 防犯カメラ:設置場所の確定
などなど…
この3回目の打ち合わせが、本格的な打ち合わせの始まりという感覚です。
建物の打ち合わせと同時に進めているため、建物の外観に溶け込む外構計画ができ大満足。
建物の着手承諾の期限もあるため、今回の打ち合わせで細かいところまで時間をかけて詰めました。
【4回目】本格的な打ち合わせ②
建物の着手承諾前最後の外構打ち合わせ。
以下のような、建物計画で後戻りできない点を入念にチェック。
- 土地に対する建物の配置
- 外壁とテラスSCの間隔
- テラスSCの柱と外部コンセントの干渉
- 外部コンセントの位置、数
- 外部照明を操作するスイッチ(SIC)の位置・種類
- 外部照明と配線取り出し位置の距離
などなど…
CAD図面はもちろん、電気図面もしっかり確認しておきましょう。
外構の照明計画が決まらないと、建物の電気図面も確定できません。
建物の着手承諾前に、外構で使用する照明の具体的な商品(カーポート、門柱、スポットライト等)をある程度決めておくことで後々の後悔を減らすことができます。
【外構】打ち合わせの流れ│建物の着手承諾以降


建物の着手承諾が終わりひと段落。
建物の工事としては、基礎工事が始まっていくので、土地における建物の配置が目視で確認できるようになります。
そのため、これまでのzoom打ち合わせに加え、現地での打ち合わせも増やしていきました。
それでは、全10回のうち、建物の着手承諾以降に行った外構業者との打ち合わせの流れを見ていきましょう。
【5回目】外構業社と現地の視察
一条工務店との着手承諾が完了し、外構業者と現地の視察を実施。
- 初顔合わせ(現地)
- 現場視察
- 周辺環境視察
地縄張りしてある現場を見ながら、「ここには門柱のイメージですね」とお互いのイメージをすり合わせます。
また、隣家のブロック塀の傾斜等、計画に影響が出そうな点もこの日に確認してもらいました。
【6回目】外構プランの精査①
- 大判タイルの商品変更(減額)
- 目隠しフェンスの高さ変更(減額)
などなど…
これ以降は、4回目まで追い求めてきた理想と現実のギャップをひたすら埋めていく流れ。
短い時間の打ち合わせを繰り返してお互いのイメージをより明確にしながら、可能な限り減額ポイントを探ります。
今まで発散してきたプランを精査することで、この時点で15%の減額に成功しました。
早めに外構計画を始め、「精査」する時間をしっかり確保することは減額の面でも非常に重要です。
【7回目】外構プランの精査②
今回も満足度が下がらないような減額ポイントをとことん探ります。
今回のターゲットはロックガーデンでした。
- シンボルツリーの本数を変更(2本→1本)
- シンボルツリーの高さを変更(2m→1.8m)
- ロックガーデンの低木類を削除
ロックガーデンを精査するだけで、約7万円の減額に成功しました。
【8回目】外構プランの精査③
今回も精査していく予定でしたが、ちょうどLIXILの機能門柱(新商品)を見つけて採用を決定。
- 機能門柱の変更
- 機能門柱の仕様確認(変更後)



しっかり増額になりました(満足度も増したのでOK)
そして、9回目の打ち合わせに入るまでに上棟が完了。
建物の外観はほぼ確定してるため、外構プラン最後の追い込みに入ります。
【9回目】外構プラン最後の追い込み
前回の打ち合わせで機能門柱を変更したこともあり、9回目の打ち合わせ前に実物の見学にいきました。
(日本最大の展示会)


(LIXIL)


主にカラーや質感を肌で体験することができました。
ちなみに、カタログと実物では差がある商品もあり、ショールームや展示場に来場して大正解でした。
ちなみにEXG2024は、外構業者の営業さんが招待してくれたイベントだったので、こういった機会の提案力もすごく大切だと感じました。



感謝しかない
- 機能門柱のカラー、仕様の確認
- 機能門柱と組み合わせたい商品の相談
- 表札の字体の相談
- ルーバーフェンスの追加
- 黒玉砂利の採用
などなど…
【10回目】外構プランの最終確認
外構アイテムの発注の兼ね合いから、カラーも含めプランの最終確認を現地で実施しました。
外構業者がサンプルを持ってきてくれたので、建物の外観とマッチするカラーを選ぶことができました。
- テラスSCと建物の軒のカラー確認
- 砂利、黒玉砂利のカラー確認
- ガーデンロックのカラー確認
- 大判タイルのカラー確認
- ブロックのカラー確認
などなど…



ほぼカラーの確認だった!
【工事開始前】外構工事のあいさつ回り
10回目の打ち合わせをもって、ようやく契約を締結しました!
そしていざ工事が始まる前は、外構業者の営業さんと一緒にご近所さんにご挨拶。
工事の音でご迷惑をおかけすることのお詫びはもちろん、フェンスを設置するため、外観や日照を妨げることが無いよう計画していることを事前にお伝えしご理解いただきました。



外構のあいさつは必要?
もちろん必須ではありませんが、わが家としては必要だと思います。
あいさつされて嫌な方は多くないと思いますし、特にフェンス等に関しては近隣トラブルにつながるケースもあります。
工事の騒音や砂埃などは、ご近所さんの生活に対して純粋に迷惑がかかっていることを忘れないようにしましょう。
【外構】後悔しないための注意点


全10回の打ち合わせの全貌はいかがだったでしょうか?
最後に、外構の打ち合わせを10回してみて感じたこと、Instagramで多くのフォロワーさんからご相談いただく失敗談、後悔を3つ共有します。
【外構の後悔①】計画スタートが遅すぎる
打ち合わせの回数が多いほど外構業者とのイメージのすり合わせができるので、「思っていたのと違う」という最悪なケースを回避できます。
特に電気図面計画と外構計画は密接に影響するので、少なくとも初回の電気図面が送られてくるまでには、外構プラン(見積もり)を複数社からもらっておくことをオススメします。
着手承諾後に外構計画を始めて、建物と干渉してカーポートを諦めざるを得なかったり、予算が足りなくなってそもそもの外構工事自体を諦めざるを得ない(延期せざるを得ない)ケースも耳にします。
【外構の後悔②】やたらと値切き交渉する
複数社から外構プランを取り寄せたら、相場と比較をした上で、節度を持って見積もりの相談をしましょう。
例えば「予算が200万円だからあと10万円の値引きを!」というのはただのクレーマーです…。
できるだけお安くしたい気持ちはわかりますが、相手も同じ人間です。
あくまで相談ベースでの減額調整が大切であるという優しい気持ちを忘れずに。
実際に気持ちよく減額いただいた実例を以下にまとめているので気になる方はご参照ください。


【外構の後悔③】初回見積もりの安さで業社を決める
「安物買いの銭失い」ということわざがあるとおり、外構に関しても安ければよい訳ではありません。
費用に関しては打ち合わせをする中で調整できる余地がありますが、営業さんの提案力や相性に関しては打ち合わせ中に急に良くなることはありません。
外構のイベントに招待してくれたり、工事前の挨拶回りを提案してくれたりと、わが家の営業さんは本当に施主想いの素敵な方でしたし、実際に工事をしてくれた大工さんたちもとても親切丁寧な方ばかりでした。
ぜひみなさんも優良な外構業者さんに巡り合って、理想の外構をコスパよく計画してくださいね。


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