この記事では、一条工務店施主が行った実際の外構の打ち合わせ（全10回）を紹介しています。
- 【外構】打ち合わせの流れ（全10回）
- 【外構】後悔しないための注意点
コスパよく魅力的な外構を目指す方の参考となるようにまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
【外構】打ち合わせの流れ（全10回の実例）
いざ！外構計画スタート！
事前に準備することある？
2〜3社からプランをもらっておこう！
相見積もりってやつね
おすすめのサイトある？
実績があって信頼できるのは「タウンライフ」だね
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よし！じゃあ全10回の打ち合わせを紹介するね
【1回目】イメージのすり合わせ
事前に外構プランを申請しておき、一条工務店との本契約した日に外構業社と初回打ち合わせを実施。
- 顔合わせ（自己紹介）
- プランの説明
- 費用の説明
作成してもらったプランを受け、理想の外構イメージを改めてお伝えしました。
- もっとシンプルモダンに
- もっとカッコイイ雰囲気に
- もっとおしゃれな雰囲気に
抽象的な要望だね笑
「提案力」を知りたいからあえてイメージだけを伝えるのがおすすめ
！！！
（コレってすごく大切そう）
【2回目】提案力や相性の探り
前回の要望を反映してもらった「外構プラン」「見積もり」「3Dパース」の説明を受け、自分たちのイメージとどのくらいマッチするか探る。
- 新しいプランの説明
- 新しい費用の説明
- 自分たちから具体的な提案
イメージに近いプランを提示してくれたA社に高い提案力を感じ、それ以上に、A社の営業さんの対応がきめ細かく、施主目線だったのでとても信頼できると確信。
営業というよりもはやコンシェルジュ
そしてこの段階で他社のプラン・見積もりが揃いましたが、上記の理由でほぼA社に決め、次回の打ち合わせに向けて自分たちが採用したいと考えている具体的な外構アイテムをお伝えし2回目は終了。
【3回目】本格的な打ち合わせ①
前回の自分たちからの提案を反映いただき、外構業社が新たに作成した提案をもとに本格的な打ち合わせを実施。
具体的な商品やカラーをじっくり決めていきました。
- 砂利：すべて土間コンに変更
- インターロッキング：すべて土間コンに変更
- フェンス（東）：商品、向きを変更
- フェンス（南）：高さ、向きを変更
- サイクルポート：設置を検討
- 輪止め：設置を検討
- ブロック：商品を変更
- 外部照明：コンセントの個数を確定
- タイマー：個数の確定
- 防犯カメラ：設置場所の確定
などなど…
相性も提案力も最高な外構屋さんで本当によかった！
【4回目】本格的な打ち合わせ②
建物の着手承諾前最後の外構打ち合わせだったので、建物計画で後戻りできない点を入念にチェック。
- 土地に対する建物の配置
- 外壁とテラスSCの間隔
- テラスSCの柱と外部コンセントの干渉
- 外部コンセントの位置、数
- 外部照明を操作するスイッチ（SIC）の位置・種類
- 外部照明と配線取り出し位置の距離
などなど…
電気図面を改めて確認してね！
4回目までは外構プランをできるだけ発散させて理想のイメージをふくらませました。これ以降は見積もりをより意識しながら減額できる方法を外構屋さんと精査していきました。
着手承諾完了（一条工務店）
【5回目】外構業社と建設地の視察
一条工務店との着手承諾が完了し、外構業社と建設地の視察を実施。
- 初顔合わせ（オフライン）
- 現場視察
- 周辺環境視察
外構屋さんの頭の中でのイメージがさらに深まる
【6回目】外構プランの精査①
これ以降は、4回目まで追い求めてきた理想と現実のギャップをひたすら埋めていく流れ。
短い時間の打ち合わせを繰り返してお互いのイメージをより明確にしながら、可能な限り減額ポイントを探ります。
- 大判タイルの商品選び
などなど…
15％の減額に成功！
【7回目】外構プランの精査②
今回も満足度が下がらないような減額ポイントを探る（今回のターゲットはロックガーデン）。
- シンボルツリーの本数を変更（2本→1本）
- シンボルツリーの高さを変更（2m→1.8m）
- ロックガーデンの低木類を削除
約7万円の減額に成功！
【8回目】外構プランの精査③
今回も精査していく予定だったが、ちょうどLIXILの機能門柱（新商品）を見つけて採用を決定。
- 機能門柱の変更
- 機能門柱の仕様確認（変更後）
しっかり増額になりました（満足度も増したのでOK）
上棟完了（一条工務店）
【9回目】外構プラン最後の追い込み
前回の打ち合わせで機能門柱を変更したこともあり、9回目の打ち合わせ前に実物（カラー・仕様）の見学。
（日本最大の展示会）
（LIXIL）
イメージと実物は結構ちがう！
ちなみにEXG2024は、外構屋さんが招待してくれました。
こういった機会の提案力もすごく大切（感謝しかない…）。
- 機能門柱のカラー、仕様の確認
- 機能門柱と組み合わせたい商品の相談
- 表札の字体の相談
- ルーバーフェンスの追加
- 黒玉砂利の採用
などなど…
【10回目】外構プランの最終確認
外構アイテムの発注の兼ね合いから、カラーも含めプランの最終確認を現地で実施。
外構屋さんがサンプルを持ってきてくれたから、現地での確認作業でイメージがとても湧いた。
- テラスSCと建物の軒のカラー確認
- 砂利、黒玉砂利のカラー確認
- ガーデンロックのカラー確認
- 大判タイルのカラー確認
- ブロックのカラー確認
などなど…
ほぼカラーの確認！
【工事開始前】外構工事のあいさつ回り
10回目の打ち合わせをもって、ようやく契約を締結しました！
そしていざ工事が始まる前は、外構業社の営業さんと一緒にご近所さんにご挨拶。
工事の音でご迷惑をおかけすることのお詫びはもちろん、フェンスを設置するため、外観や日照を妨げることが無いよう計画していることを事前にお伝えしご理解いただく。
あいさつは先手必勝！
【外構】後悔しないための注意点
最後に、外構の打ち合わせを10回してみて感じる外構計画の注意点を3つご紹介します。
【外構の失敗①】計画スタートが遅すぎる
打ち合わせの回数が多いほど外構業社とのイメージのすり合わせができるので、「思っていたのと違う」という最悪なケースを回避できます。
特に電気図面計画と外構計画は密接に影響するので、少なくとも初回の電気図面が送られてくるタイミングには、外構プラン（見積もり）を複数社からもらっておくことをオススメします。
着手承諾後に外構計画を始めて、建物と干渉してカーポートを諦めざるを得なかったり、予算が足りなくなってそもそもの外構工事自体を諦めざるを得ない（延期せざるを得ない）ケースも耳にします。
【外構の失敗②】やたらと値切き交渉する
複数社から外構プランを取り寄せ、しっかり比較をした上での費用の相談をしましょう。
例えば「予算が200万円だからあと10万円の値引きを！」というのは全く理にかなっていませんよね…。
また、あくまで相談ベースでの調整が大切です。「交渉」という意識が前面に出ると外構業社さんとしても気持ちが良いものではありません。
【外構の失敗③】初回見積もりの安さで業社を決める
「安物買いの銭失い」ということわざがあるとおり、外構に関しても安ければよい訳ではありません。
費用に関しては打ち合わせをする中で調整できる余地がありますが、営業さんの提案力や相性に関しては打ち合わせ中に急に良くなることはありません。
外構のイベントに招待してくれたり、工事前の挨拶回りを提案してくれたりと、わが家の営業さんは本当に施主想いの素敵な方でしたし、実際に工事をしてくれた大工さんたちもとても親切丁寧な方ばかりでした。
ぜひみなさんも優良な外構業社さんに巡り合って、理想の外構をコスパよく計画してくださいね。
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